貴金属価格高騰の今、「メタルは高価で使いづらい」「低コストで安全なものを使用したい」という先生方へー体に優しいオールジルコニアの人工歯素材[ゼノスタークラウン]ZENOSTAR crown

ゼノスタークラウンは、クラウン全体をジルコニアで修復するオールセラミックスクラウンです。そのほとんどがジルコニアから成るゼノスタークラウンは、自費フルキャストクラウンと比べ、低コスト・安全・丈夫・きれいという大きな特長を有しています。貴金属価格が高騰している今、歯科治療は大きな変革の時を迎えています。ゼノスタークラウンは、まさにメタルに代わる歯科材料として注目されています。


低コスト

右図は過去5年間の金の価格推移で、2011年8月現在の金価格は、5年前と比べ2倍以上になっています。当然、歯科用金属も価格が上昇するため、歯科医院・患者様への負担が大きくなり、とても健全な状態であるとは言えません。その点、ジルコニアは低コストな上、また金のような投機の対象ではないため、価格がとても安定しています。歯冠修復材料としてのジルコニアは今、歯科用金属よりも低コストになっているのです(金の含有量が少ない合金を除く)。

過去5年の金価格推移

安全

ジルコニアは、金属イオンの溶出がとても少ない材質であるため、従来の歯科用金属と比べアレルギーの心配が大きく軽減されます。ゼノスターの素材となるジルコニアディスクも、欧州の毒性テストにパスし、日本国内の薬事承認も取得しております。私たち歯科医療に携わる人間は、医療機器を扱う以上、患者様に対し安全で信頼性の高い材料を使用する必要があります。


丈夫

ゼノスタークラウンは、ジルコニアをクラウン形態に切削後、ステインなどの着色を行い製作されます。そのため、ジルコニアの強度(曲げ強度約1200MPa/ビッカース硬度約1300HV10)がそのままゼノスタークラウンに反映され、破折の危険性が軽減されます。高強度だと対合歯の摩耗が心配になりますが、チューリッヒ大学の研究(右図)において、対合歯を痛める要因は、硬度ではなく表面粗度であるという結果がでています。


きれい

ジルコニアは白いため審美性に優れ、ブラックマージンを防ぎ、歯肉縁下から歯肉の色を明るくします。また、クラウン自体も白色がベースであるため自費フルキャストクラウンと比べ綺麗な仕上がりとなり、患者様の満足度も高まります。


※ゼノスタークラウンは、自費フルキャストクラウンの代わりとなる補綴物です。ポーセレンクラウンのようにシェードを完全に一致させるものではありません。

 

ZENOSTAR[ゼノスター]の
ポジション。

ZENOSTAR[ゼノスター]は、ポーセレンクラウンのような最高峰の補綴方法ではなく、自費FCKのような比較的安価な補綴方法です。それでいて、自費FCKと比べても生体親和性、審美性が高いのが特長です。

※細かな形態修正やステイン焼成など、技工作業の内容により料金が異なります。


広い適応性

ゼノスタークラウンの適応症は単冠だけではなく、インレー、クラウン、連冠、フルブリッジまで対応することができます。フルブリッジ症例で前歯部での審美性に不安が残るのであれば、前歯部位はポーセレン築盛、破折の危険性が高い臼歯部はゼノスターという補綴処置をワンピースで行うことも可能です。また強度が高いため、天然歯だけでなく、インプラント補綴に適していることもゼノスタークラウンの大きな利点です。


ゼノスタークラウンのご注文・お問い合わせは0120-382-118

ゼノスタークラウンは、全国のゼノテックRシステムを導入されている歯科技工所様で製作されます。
導入歯科技工所一覧は、弊社webサイトにてご覧いただけますので、ゼノスターの製作を依頼されたい場合は、掲載されている導入歯科技工所へ直接ご連絡いただくか、弊社フリーダイヤルまでお電話ください。弊社までお電話いただいた場合、お近くの導入歯科技工所をご紹介させていただきます。

全国のゼノテックRシステム導入歯科技工所様一覧はこちら



ゼノスター臨床例

単冠修復:上顎左側7番部位

画像提供:渡邉隆哉先生(株式会社シーンデンタルリサーチ


   

ゼノスタークラウン(右図)は、いわゆる銀歯、金歯よりも審美性が高く、 破折、アレルギーの心配もないため、患者様の満足度は飛躍的に高まります。

術前

 

術後

   

単冠修復:下顎右側6番部位

画像提供:稲田和徳先生(カズデンタルクリニック)/堀田将利先生(デンタルクラフトブルーム)


   

インプラント埋込後
部位はポーセレン破折の可能性が比較的高い大臼歯部。

 

ゼノスター装着後(咬合面観)
全体がジルコニアであるため色調はやや白みがかっているが、両隣在歯の咬合面と比べると患者の満足度は高い。

 

ゼノスター装着後(側方面観)
頬側からだと色調にそれほど違和感がない。しかしながら、ゼノスターはもともと高強度と高い生体親和性が特徴の金属代替品であり、ポーセレンクラウンと審美性を比較するものではない。

 

単冠修復:下顎右側6番・7番部位

画像提供  日江井眞先生(大井歯科)/中村修啓先生(株式会社ノバデンタルラボラトリー)


このうち6番は、ゼノカスタムアバットメントとゼノスターの組合せ。

 

ぜのカスタムアバットメントとゼノスターの設計画面。インプラント上部構造に直接ゼノスターを製作することで、大幅なコスト削減を実現し、チッピングの危険性も軽減させている。

 

 

ZENOSTAR Q&A
適応症は?

ZENOSTAR[ゼノスター]は通常のゼノテックシステムのジルコニアフレームと同様に、天然歯、インプラント症例の単冠からフルブリッジまで対応します。フルブリッジであれば、大臼歯部にZENOSTAR[ゼノスター]、前歯部域にポーセレン築盛といった製作方法も可能です。

着色はどのようにするの?

専用着色液“ZENOSTAR Color Zr” を使用する場合、削り出された半焼結状態のジルコニアクラウンに対しカービング、調整を行った後、筆塗りで着色します。歯頸部はVITAシェードを重ね塗り、咬合面はモディファイアー色を軽く塗布するなど、様々な方法で着色することができます。 専用着色液“ZENOSTAR Color Zr”を使用しなくても表面ステインを施すことで、本紙表面中央右にあるような、ある程度の着色が可能です。

 

半焼結状態のジルコニアは、チョーク のような硬さであるためカービング、 調整が容易に行えます。

 

 

専用着色液《ZENOSTAR Color Zr》 をナイロンブラシで塗布します。

 

 

咬合面は軽くブラシを置くように塗布 します。

 

 

表面ステインを併用することで、 さらにクラウンに特色を与えること ができます。

 

どこに依頼すれば?

ZENOSTAR[ゼノスター]の製作は、ゼノテックシステムを導入している歯科技工所へ依頼してください。製作可能なゼノテックシステム導入歯科技工所は、弊社営業社員までお問い合わせください。

どの程度の透過度があるの?

ZENOSTAR[ゼノスター]は透過度が高いジルコニア・トランスルーセントディスクを素材とするため、天然歯支台の色をクラウンに反映させます。また、必要なZENOSTAR[ゼノスター]の厚みは、歯頸部0.5mm〜咬合面1mmなので、歯牙の削除量が少なくてすむという大きなメリットもあります。

 

 

対合歯への影響は?

ZENOSTAR[ゼノスター]が対合歯へ与える影響は、天然歯と変わりません。この結果は、チューリッヒ大学などの研究結果で証明されています。 その研究によると、対合歯を摩耗させる最大の原因は、材料の硬度ではなく表面粗さであるため、金属よりも表面がより滑沢になるジルコニアをよく研磨することで、天然歯と同等の影響度になるということです。


保証は?

必要な厚みなど、一定の基準を満たしたZENOSTAR[ゼノスター]は、大信貿易株式会社により5年間の保証制度が適用されますので、歯科技工所、歯科医院、患者様に安心してお使いいただけます。

※保証対象はZENOSTAR[ゼノスター]本体です。技工料金や診療代金等は保証の対象にはなりません。